一村一品運動の成果
 大分県の一村一品運動は、県内全域に何かに取り組もうとする気運を生み出し、地域に活力を与えました。
 2002年度の大分県全域での一村一品運動への取り組みを見てみますと、最も多いのは「特産品」づくりで338件、次が地域の「施設」で148件、3番目が地域の「文化」で133件、以下「地域づくり活動」111件、「環境」80件、合計810件となっています。実に様々なものが地域の顔・一村一品とされ、これを核に地域を活性化しようとする取り組みが行われています。これには、「豊の国づくり塾」など各種の塾を卒塾した人たちの活躍も見逃すことはできません。

 県内の一村一品のうち、特産品だけをみてみますと、運動開始当時の1980年は品目で143、販売額で359億円でしたが、約20年後の2001年には、品目で336、販売額で1,410億円と、それぞれ2.3倍、4倍と増えています。


 次に、大分県が全国的、世界的に知名度が非常に上がったことも大きな成果といえます。別府には毎年1,000万人を越える観光客が来ています。一村一品運動の先進地として全国的に有名になった人口約1万人の湯布院町には年間380万人もの観光客が来て、町に活気を与えています。また、海外の要人をはじめ様々な国から一村一品運動視察団がほぼ毎日のように大分県に来ています。このようなことから、1992年4月には、大分・ソウル間に大分県初の国際航空路線が開設され、2002年4月には、大分・上海便も開設されました。一村一品運動は大分県の国際化にも大きく貢献しました。



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